BREXA SOLVIA(旧ラクスパートナーズ)は、未経験を採用して3か月の有給研修後に客先へ配属する常用型派遣の会社。インフラ・ネットワーク職を狙うなら、研修コースより「配属先の技術スタック」を確認するのが要です。
この記事でわかること
- 3か月・480時間の研修と研修中も給与が出る仕組みの中身
- 常用型派遣(SES)という雇用形態がキャリアにどう効くかの構造
- 「案件ガチャ」と呼ばれる現象の正体と、配属前に確認できること
- ネットワーク・インフラ職を狙う場合のコース選択と落とし穴
- 未経験からITに入る3ルート(教育型SES/直接応募/スクール)の期待値比較
出典: 株式会社BREXA SOLVIAの公開情報・採用サイト、および転職メディア・企業口コミサイトが公開する調査(2026年時点・研修内容や待遇は年度により変更されます)
先に構造だけ知りたい方へ。未経験からインフラ職に入るとき、最初の1社は「何を教えてくれるか」より「どこに配属されるか」で決まります。そこから見ていきます。
結論を先に書きます
BREXA SOLVIAは、未経験者を正社員として採用し、3か月の研修を経て客先に配属する「教育型の常用型派遣」を主軸にする会社です。2018年設立の株式会社ラクスパートナーズが、2026年7月に商号変更した会社にあたります。
評価すべき点ははっきりしています。3か月・480時間の研修期間中も月給が支払われること、そして入社者の9割以上が未経験という実績です。累計2,200名以上のエンジニアを輩出してきたと公表しています。
一方で、雇用形態は常用型派遣=客先常駐です。ここを理解せずに入ると、「思っていた仕事と違う」というズレが起きます。ネットワーク・インフラ職を狙う人にとっては、研修のコース名より配属先の技術スタックのほうが将来を左右します。
- 研修は3か月・480時間のフルタイム。Web開発・インフラ・QA・AIなどのコース制
- 研修中・待機中も給与が出る(2025年度は月24.5万円)=常用型派遣の設計
- 応募条件に年齢・学歴・社会人経験の目安がある。ここで外れる人は別ルートが必要
- 「案件ガチャ」は営業と配属のロジックから来る構造的な現象
- NW・インフラ専任を狙うなら配属先の技術スタックを面談で確認する
この記事は、ネットワーク・インフラ職のキャリアを軸に、未経験からの入口としてBREXA SOLVIAをどう評価すべきかを整理します。
BREXA SOLVIAを評価できる4つの理由
未経験からITに入る手段はいくつもあります。そのなかでBREXA SOLVIAを評価できる理由は、大きく4つです。
- 研修中も給与が出るため、無収入期間を作らずに学べる
- 研修が3か月・480時間とまとまった規模で設計されている
- 常用型派遣なので、待機期間も雇用と給与が続く
- 労働環境の指標(残業時間・有給消化率)が公開されている
理由1:研修中も給与が出る
未経験からITに入るときの最大の障壁は、学習期間の生活費です。スクールに通う場合は受講料に加えて、その間の収入をどうするかという問題が生じます。
BREXA SOLVIAは入社後に研修を行う設計のため、研修期間中も社員として給与が支払われます。公開されている2025年度の水準は月24万5,000円です。学びながら生活費が確保できるという構造は、貯蓄が厚くない層にとって現実的な選択肢になります。
なお、この金額は年度で見直されます。応募時点の条件は必ず募集要項で確認してください。
理由2:研修が3か月・480時間とまとまっている
研修は3か月フルタイム・合計480時間という規模で設計されています。Web開発・インフラ・QA・AI/機械学習など、複数のコースが用意されています。
短期のブートキャンプでは基礎文法や環境構築で終わってしまうことがありますが、480時間あれば手を動かす演習まで到達できる分量です。同期がいる環境で学べる点も、独学と比べたときの差になります。
ただし、研修で身につくのは配属先で通用する最低限の土台です。実務の力は配属後の現場で決まるという前提は変わりません。
理由3:待機期間も雇用と給与が続く(常用型派遣)
常用型派遣は、派遣会社の正社員として雇用され、客先に常駐する形態です。登録型派遣と違い、案件が切れた待機期間中も雇用契約と給与が継続します。
未経験スタートでは、最初の案件が短期で終わることもあります。そのときに収入が途切れないのは、精神的な安全性として大きい。公開情報でも、待機期間中の給与支給が明示されています。
理由4:労働環境の指標が公開されている
公表されている数値では、平均残業時間は月6.8時間、有給消化率は85%とされています。企業口コミサイトでも上位に位置づけられています。
未経験からのIT転職では、「入ったら長時間労働だった」という失敗が起きがちです。指標を公開している会社は、比較の土俵に乗せやすいという点で扱いやすい相手になります。
研修のコース内容・配属先の傾向・応募条件は年度で変わります。自分の経歴で選考に進めるかは、選考の場で直接確認するのが早い。
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BREXA SOLVIAの基本情報
評価の前提として、公開されている情報を整理します。待遇や研修内容は年度で変わるため、最終確認は募集要項で行ってください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社BREXA SOLVIA(旧・株式会社ラクスパートナーズ) |
| 商号変更 | 2026年7月 |
| 設立 | 2018年3月 |
| 事業 | 未経験採用×研修×常用型派遣(エンジニア人材サービス) |
| 研修期間 | 3か月・約480時間(フルタイム) |
| 研修コース | Web開発/インフラ/QA/AI・機械学習 ほか |
| 研修中の給与 | 支給あり(2025年度:月24万5,000円) |
| 雇用形態 | 常用型派遣(正社員) |
| 未経験比率 | 入社者の9割以上 |
| 輩出実績 | 累計2,200名以上 |
| 労働環境 | 平均残業6.8時間/月・有給消化率85% |
| 応募条件の目安 | 年齢・学歴・社会人経験に条件あり(募集要項で要確認) |
お金の流れで押さえておきたい点
| 費目 | 応募者の負担 | 補足 |
|---|---|---|
| 研修費用 | 無料 | 入社後の研修のため受講料はかからない |
| 研修中の給与 | 支給される | 年度により金額が異なる |
| 待機中の給与 | 支給される | 常用型派遣のため雇用が継続する |
| 違約金・返還義務 | 原則なし | 早期退職時の条件は募集要項で確認 |
スクール型では受講料が先に発生しますが、この形態では会社が教育費を負担し、配属後の稼働で回収する構造です。だからこそ配属ありきの設計になっている、という理解が要ります。
良い評判・口コミから見えるもの
「研修が実務に近い」
多く挙がるのが、研修内容が実務を想定して組まれているという評価です。同期と一緒に演習を進める形式のため、独学で起きがちな「何がわからないかわからない」状態を抜けやすい。
インフラコースであれば、ネットワークやサーバーの基礎、仮想化、クラウドの入口までを扱います。CCNAなどの資格学習と並走できる点も、未経験者にとって現実的な使い方になります。
「未経験でも収入が途切れない」
もうひとつが、生活の安定と学習を両立できるという評価です。研修中も待機中も給与が出るため、貯金を切り崩しながら学ぶ必要がありません。
未経験からのキャリアチェンジで挫折する原因の多くは、技術ではなく生活面です。ここを設計で吸収している点は、実利として大きい。
悪い評判・口コミの構造的な理由
検索すると「案件ガチャ」「年収が低い」「SESはやめとけ」といった声も出てきます。感情論ではなく構造で分解します。
「案件ガチャ」の正体
常用型派遣では、どの案件に配属されるかは営業と客先のマッチングで決まります。本人の希望は考慮されますが、そのときに空いている案件の中から選ばれる以上、100%希望どおりにはなりません。
そのため、次のような差が生じます。
- 設計・構築寄りの案件=設計書を書き、機器やクラウドを触る。スキルが積み上がる
- 運用・監視寄りの案件=手順書ベースの定型作業が中心。経験年数は増えるが技術の幅は広がりにくい
- ヘルプデスク寄りの案件=問い合わせ対応中心。エンジニア職としての市場価値は上がりにくい
未経験1年目で運用・監視から入るのは業界として一般的で、それ自体は問題ではありません。問題になるのは、2〜3年目に設計・構築へ移れないまま滞留することです。監視から先に進む道筋は監視オペレーターのキャリアパスで整理しています。
「年収が低い」の背景
初年度年収は370万円前後とされています。未経験スタートの水準としては相応ですが、同年代の経験者と比べれば低いのは事実です。
常用型派遣は、客先から受け取る単価と本人給与の差分で会社が運営されます。研修と待機の費用を会社が負担している以上、この差分が小さくなることはありません。年収を伸ばしたいなら、
- 社内の単価連動の評価制度で昇給する
- 3〜5年で実務経験を積み、自社開発や事業会社へ転職する
のどちらかを最初から想定しておくのが現実的です。教育型SESは「入口」として使い、出口を別に設計するという考え方が噛み合います。
応募条件で外れる人がいる
公開情報では、年齢・学歴・社会人経験に条件が設けられているとされています(時期により変動)。ここで対象外になる人は、そもそも選考に進めません。
条件から外れる場合は、未経験可のIT特化エージェントを使うルートが現実的です。既卒・第二新卒向けのウズキャリITや、求人サイト型の転職ボックスを併用して母数を確保してください。
自分の年齢・学歴・職歴で選考対象になるかは、募集要項と選考の場で早めに確認できます。対象外なら別ルートに切り替えたほうが早い。
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ネットワーク・インフラ職を狙う場合の見極め方
競合記事がほとんど書いていないのが、職種を絞ったときの見極めです。「未経験からエンジニア」という括りでは、NW/インフラを狙う人の判断材料になりません。
インフラコースでも配属先はNW専任とは限らない
研修に「インフラ」コースがあっても、配属される現場がネットワーク専任とは限りません。インフラという言葉は、ネットワーク・サーバー・クラウド・仮想化・ミドルウェアまでを含む広い括りだからです。
ネットワークとサーバー/インフラの職域差はネットワークエンジニアとインフラ・サーバーエンジニアの違いにまとめています。自分がどこを専門にしたいのかを先に決めてから選考に臨むと、面談での質問が具体的になります。
選考・面談で確認すべき4点
- 直近1年で、インフラコース修了者はどんな案件に配属されているか(運用/構築の比率)
- 配属先で扱う機器・OS・クラウドは何か(Cisco系か、AWS/Azureか、監視ツールか)
- 運用配属になった場合、構築に移るまでの標準的な年数はどれくらいか
- 資格取得の支援制度(CCNA/LPIC等)は費用・学習時間の扱いがどうなっているか
この4点は、答えられる会社と濁す会社ではっきり差が出ます。濁された場合は、配属の裁量が現場任せである可能性を織り込んで判断してください。
未経験からITに入る3ルートの期待値比較
もうひとつ競合が扱っていないのが、他の入口との比較です。BREXA SOLVIA単体の評価ではなく、選択肢の中での位置づけを見ます。
未経験からのIT入口3ルート
| 比較軸 | 教育型SES(BREXA SOLVIA等) | 自社開発・事業会社へ直接応募 | スクール→転職支援 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | なし(給与が出る) | なし | 数十万円 |
| 学習期間の収入 | あり | 現職を続ける | なし(離職の場合) |
| 採用のハードル | 中(条件フィルタあり) | 高(実務経験を求められやすい) | 低〜中 |
| 初年度年収 | 350〜400万円台 | 幅が大きい | 就職先次第 |
| 配属先の選択 | 会社が決める | 自分で選ぶ | 支援先の求人次第 |
| 向く人 | 収入を切らさず土台を作りたい人 | 独学で成果物を作れる人 | 学習の型がほしい人 |
「収入を切らさずに実務経験の入口を得る」という一点では、教育型SESが最も安定します。そのうえで、3〜5年後の出口(事業会社・自社開発・フリーランス)を最初から想定しておくのが、遠回りしない設計です。
未経験からNWエンジニアを目指す全体の道筋は未経験からネットワークエンジニアになる方法にまとめています。
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BREXA SOLVIAが向いている人・向いていない人
向いている人
- 収入を止めずにITの土台を作りたい人
- 独学で挫折した経験があり、研修という型がほしい人
- まず実務経験という職歴を作ることを最優先にしたい人
- 3〜5年後の転職や社内昇格を前提に動ける人
- 応募条件(年齢・学歴・社会人経験)に当てはまる人
向いていない人
- 最初から自社開発企業の内製チームで働きたい人
- 配属先を自分で選びたい人
- 初年度から年収500万円以上を求める人
- 応募条件から外れる人
- 常駐という働き方に納得できない人
常駐そのものが嫌なら、この形態は最初から選ばないほうがよい。入口の安定と引き換えに配属の裁量を渡す仕組みだからです。
選考の流れ
未経験採用のため、技術試験より適性と学習意欲を見る比重が高くなります。
| ステップ | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 1. エントリー | 募集要項を確認して応募 | 10〜20分 |
| 2. 書類選考 | 経歴・志望動機の確認 | 数日〜1週間 |
| 3. 適性検査・面接 | 学習意欲・論理的思考・常駐への理解を確認 | 2〜3週間 |
| 4. 内定・コース決定 | 研修コース(インフラ等)の確定 | 1〜2週間 |
| 5. 入社・研修 | 3か月・480時間のフルタイム研修 | 3か月 |
| 6. 配属 | 客先へ常駐配属 | 研修修了後 |
ステップ3で「なぜ常駐型を選ぶのか」を自分の言葉で説明できるかが通過の分かれ目になります。ここが曖昧だと、早期離職リスクとみなされます。
よくある質問
BREXA SOLVIAについて、検討段階でよく挙がる質問を整理します。
Q1:完全に未経験でも応募できますか?
入社者の9割以上が未経験と公表されており、未経験を前提にした採用・研修の設計です。ただし年齢・学歴・社会人経験について条件が設けられているとされ、時期により変わります。応募前に募集要項で自分が対象になるかを確認してください。
Q2:研修費用はかかりますか?
入社後の研修のため、受講料はかかりません。むしろ研修期間中も社員として給与が支払われる設計です(2025年度は月24万5,000円)。金額は年度で見直されるため、応募時点の条件を確認してください。
Q3:ネットワークエンジニアになれますか?
インフラ系のコースがあり、ネットワークの基礎は研修で扱われます。ただし配属先がネットワーク専任とは限らず、サーバー・クラウド・監視など幅のある現場に配属される可能性があります。選考の場で「インフラコース修了者の直近の配属先」を具体的に聞いておくのが確実です。
Q4:「案件ガチャ」と言われるのはなぜですか?
常用型派遣では配属先が営業と客先のマッチングで決まるため、希望が100%通るわけではないからです。設計・構築寄りの案件と、運用・監視寄りの案件でスキルの伸び方が変わります。入社前に配属の傾向を確認し、入社後は2〜3年で構築側へ移る道筋を意識しておくと滞留を避けやすくなります。
Q5:年収はどれくらいですか?
初年度は370万円前後とされています。未経験スタートの水準としては相応ですが、経験者と比べれば低めです。常用型派遣は会社が研修・待機の費用を負担する構造のため、収入を大きく伸ばすには社内の評価制度で昇給するか、実務経験を積んで事業会社へ移るかを想定しておく必要があります。
Q6:待機期間中も給与は出ますか?
常用型派遣(正社員雇用)のため、案件が切れた待機期間中も雇用契約と給与が継続します。登録型派遣との大きな違いがここです。詳細な取り扱いは募集要項および選考時に確認してください。
Q7:他のIT転職エージェントと併用してよいですか?
併用は問題ありません。むしろ応募条件から外れる可能性を考えると、未経験可のIT特化エージェントを並行して使い、母数を確保しておくほうが安全です。エージェントの選び分けは当サイトの比較記事にまとめています。
まとめ:BREXA SOLVIAの評価を整理する
最後に、評価をまとめます。
- 未経験を採用し3か月・480時間の有給研修を経て客先配属する教育型SES
- 研修中も待機中も給与が出る=収入を切らさずに実務の入口を作れる
- 雇用形態は常用型派遣。配属先は会社が決めるという前提を理解して入る
- 「案件ガチャ」は構造的な現象。配属の傾向を選考で確認すれば読みは立つ
- NW専任を狙うなら研修コース名より配属先の技術スタックを見る
- 年収を伸ばすなら3〜5年後の出口を最初から設計しておく
未経験からインフラ・ネットワークの世界に入るとき、最初の1社に求めるべきものは高い年収ではなく、実務経験という職歴と、生活を壊さない設計です。BREXA SOLVIAはその2つを満たす選択肢のひとつになります。
そのうえで、配属先の技術スタックと、その先のキャリアの出口を自分で決めておく。この2点さえ押さえておけば、教育型SESは十分に使える入口です。まずは応募条件と研修内容を確認するところから始めてみてください。
未経験からエンジニアを目指すなら、まず研修内容・応募条件・配属先の傾向を確認するのが第一歩です。
今すぐBREXA SOLVIAの選考情報を確認する(PR)詳細はリンク先をご確認ください
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免責事項
※本記事は企業の公開情報および転職メディア・企業口コミサイトが公開する調査をもとにした整理です。研修内容・待遇・応募条件・配属先の傾向は年度や時期により変更されるため、最終的な内容は公式の募集要項および選考時にご確認のうえご判断ください。掲載する就業・転職の成果には個人差があり、特定の内定や年収を保証するものではありません。

