ネットワークスペシャリスト試験とは?令和8年度のCBT化で変わる科目構成と合格率17.8%の中身

ネットワークスペシャリスト試験は情報処理技術者試験のレベル4にあたる国家試験で、受験手数料は7,500円(税込)です。令和7年度の合格率は17.8%、合格者の平均年齢は34.1歳(IPA公表)。令和8年度からCBT方式に変わり、科目A-1・A-2・B-1・B-2の4科目を前期と後期の年2回で受験します。

この記事でわかること

  • 令和8年度からCBT方式・年2回に変わる。4科目の時間と出題数の内訳
  • 前期・後期の申込日と受験日(科目Aと科目Bで実施期間が分かれる)
  • IPA公表の合格率17.8%・平均年齢34.1歳が意味すること
  • 合格率を実質的に決めているのは科目B(記述式)である理由
  • 勉強時間の配分と、過去問がどこまで使えるか
  • 取得後に求人票でどう読まれるかと、CCNP・支援士との使い分け

公的情報源: IPA 独立行政法人情報処理推進機構「ネットワークスペシャリスト試験」(参照)/同「スケジュール、手数料など」(参照)/同 令和7年度春期試験 合格発表(参照)※2026年8月時点

先に押さえたい3つの変化

ネットワークスペシャリスト試験は、令和8年度から仕組みが大きく変わります。ペーパーの年1回から、CBT方式の年2回へ。科目の呼び方も午前I・午前II・午後I・午後IIから、科目A-1・A-2・B-1・B-2に変わりました。

つまり、いま出回っている対策情報の多くは令和7年度までの前提で書かれています。試験の中身は地続きでも、申込時期と受験の組み立て方は別物になりました。

この記事の要点
  • 令和8年度はCBT方式。前期・後期の年2回受験機会がある
  • 4科目の合計は300分。うち記述式の科目B-1・B-2で210分を占める
  • 科目Aと科目Bは実施期間が別。前期は科目Aが10月、科目Bが11月
  • 令和7年度の合格率は17.8%(受験者11,948名・合格者2,126名/IPA公表)
  • 合格者の平均年齢34.1歳。実務3〜10年の層が主戦場

資格を取る前に、いまの年収が経験年数の相場に対してどの位置にあるかを確かめておくと、投資判断がぶれません。

目次

ネットワークスペシャリスト試験とは?レベル4の国家試験

ネットワークスペシャリスト試験は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験の一区分です。スキルレベルは最上位のレベル4にあたります。

IPAが示す対象者像は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、ネットワークに関する固有技術を活用して、情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守で中心的な役割を果たす者。設計と運用の両方に責任を持つ立場が想定されています。

ネットワークスペシャリスト試験の概要(令和8年度・2026年度)

項目内容
実施機関IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
スキルレベルレベル4(情報処理技術者試験の最上位)
受験手数料7,500円(消費税込み)
実施方式CBT方式
実施回数年2回(前期・後期)
科目構成科目A-1/科目A-2/科目B-1/科目B-2
合格基準各科目100点満点中60点以上
受験資格制限なし

受験資格に制限はありません。年齢・学歴・実務経験を問わず申し込めます。ただし出題は実務前提で、机上の暗記だけで科目Bを通すのは現実的ではありません。

4科目の時間と出題数はこうなっている

令和8年度の科目構成は、時間も出題数もIPAが公表しています。合計の試験時間は300分です。

令和8年度 科目別の時間・形式・出題数(IPA公表)

科目試験時間出題形式出題数/解答数
科目A-150分多肢選択式30問出題/30問解答
科目A-240分多肢選択式25問出題/25問解答
科目B-190分記述式3問出題/2問解答
科目B-2120分記述式2問出題/1問解答

従来の呼び方と対応させると、科目A-1が午前I、科目A-2が午前II、科目B-1が午後I、科目B-2が午後IIにあたります。中身の骨格は引き継がれていると考えて差し支えありません。

注目したいのは配分です。300分のうち210分が記述式で、時間の7割が科目Bに置かれています。ここが合否を決める場所だと、時間配分そのものが示しています。

令和8年度 科目別の時間・形式・出題数(IPA公表)

  • 4科目・合計300分の構成
    • 科目A-1(多肢選択式)50分・30問出題/30問解答。従来の午前Iにあたり、免除制度がある
    • 科目A-2(多肢選択式)40分・25問出題/25問解答。従来の午前IIにあたる
    • 科目B-1(記述式)90分・3問出題/2問解答。従来の午後Iにあたる
    • 科目B-2(記述式)120分・2問出題/1問解答。従来の午後IIにあたる

図:全300分のうち210分が記述式の科目B。時間配分そのものが合否の所在を示している

科目A-1には免除制度がある

科目A-1(従来の午前I)には免除制度があります。応用情報技術者試験の合格者や、いずれかの高度試験・情報処理安全確保支援士試験の合格者は、一定期間その科目を免除されます。

免除が使えると、50分・30問ぶんの負担が消えます。応用情報を先に取っておく価値は、この免除の存在で大きく変わります

令和8年度からCBT方式へ|申込と受験のスケジュールが別物になった

ここが今年いちばん重要な変更点です。令和7年度までは春期の年1回、指定された日曜日に一斉受験するペーパー試験でした。令和8年度からはCBT方式で前期・後期の年2回になります。

しかも、科目Aと科目Bは受験期間が分かれています。1日で全部を受け切る形ではありません。

令和8年度 ネットワークスペシャリスト試験の日程(IPA公表)

区分申込受付科目A-1/A-2科目B-1/B-2
前期2026年10月6日〜10月24日2026年10月17日〜10月27日2026年11月11日〜11月23日
後期2027年1月27日〜2月27日2027年2月20日〜3月2日2027年3月16日〜3月28日

期間内であれば、自分で受験日を選べるのがCBTの利点です。科目Aを10月に受け、科目Bまでの2週間強を追い込みに使うという組み立てが可能になりました。

令和8年度 前期のスケジュール(IPA公表)

  • 科目Aと科目Bは受験期間が分かれ、1日で全部を受け切る形ではありません。
  • 申込2026年10月6日〜10月24日前期の申込受付期間
  • 科目A2026年10月17日〜10月27日科目A-1/A-2を、期間内の都合のよい日に受験する
  • 科目B2026年11月11日〜11月23日科目B-1/B-2。科目Aから2週間強あり、その間を追い込みに使える

後期は申込が2027年1月27日〜2月27日、科目Aが2月20日〜3月2日、科目Bが3月16日〜3月28日です。

図:科目Aと科目Bで実施期間が分かれる。間の2週間強を科目B対策に充てられる

年1回から年2回へ。学習計画の立て方が変わる

受験機会が倍になった影響は、想像より大きなものです。従来は4月の一発勝負で、落ちれば次は1年後でした。

令和7年度までと令和8年度の違い

項目令和7年度まで令和8年度
実施方式ペーパー(マークシート・記述)CBT方式
実施回数年1回(春期・4月の日曜)年2回(前期・後期)
受験日指定された1日期間内から選択
科目の呼称午前I/午前II/午後I/午後II科目A-1/A-2/B-1/B-2
科目Aと科目B同日に連続受験実施期間が分かれる

失敗のコストが下がったのが最大の変化です。前期で科目Bの感触をつかみ、後期で仕上げる。この二段構えが、制度として組めるようになりました。

一方でリスクもあります。年2回になったぶん、1回ごとの準備が薄くなりやすい。「次があるから」で仕上げを先送りすると、2回とも中途半端に終わります。

令和7年度までと令和8年度の違い

令和7年度まで
実施方式
ペーパー(マークシート・記述)
実施回数
年1回(春期・4月の日曜)
受験日
指定された1日
科目の呼称
午前I/午前II/午後I/午後II
科目Aと科目B
同日に連続受験
令和8年度
実施方式
CBT方式
実施回数
年2回(前期・後期)
受験日
期間内から選択
科目の呼称
科目A-1/A-2/B-1/B-2
科目Aと科目B
実施期間が分かれる

図:受験機会が年1回から年2回へ。失敗のコストが下がった一方、仕上げの先送りが起きやすい

過去問はどこまで使えるか

方式が変わっても、過去問の価値は落ちていません。理由は3つあります。

  1. 出題範囲そのものは引き継がれており、問われる技術領域は変わっていない
  2. 科目B(記述式)の設問構造は、長文の事例を読んで設計意図を説明する形が続いている
  3. 科目A-2(旧午前II)は過去問からの再出題が多く、演習の効率が最も高い

変わるのは解答の操作方法です。紙に書くのではなく、画面上で入力する。記述式をキーボードで打つ練習は、本番前に必ず入れておいてください。手書きの速度で組み立てた時間配分は、そのままでは通用しません。

ネットワークスペシャリストの合格率と難易度|数字の中身を分解する

合格率はIPAが公表しています。令和7年度春期の実績は次のとおりです。

ネットワークスペシャリスト試験の実績(IPA公表)

年度応募者数受験者数合格者数合格率
令和7年度17,297名11,948名2,126名17.8%
令和6年度16,085名11,089名1,704名15.4%

合格者の平均年齢は34.1歳です(令和7年度・IPA公表)。実務3〜10年の層が主戦場で、新卒すぐに受ける試験ではないことが数字に出ています。

ここで見落とされやすいのが、応募者と受験者の差です。17,297名が申し込んで11,948名しか受験していない。5,349名、実に31%が当日欠席しています。

欠席率31%が意味すること

この欠席率は、試験の性質をよく表しています。仕上がらないまま当日を迎える人が3割いるということです。

合格率を応募者ベースで計算すると12.3%まで下がります。「合格率17.8%」という数字は、受験までこぎつけた人の中での割合だと理解しておいてください。

高度試験の他区分との比較(令和7年度春期・IPA公表)

試験区分受験者数合格率合格者平均年齢
ネットワークスペシャリスト11,948名17.8%34.1歳
システムアーキテクト3,963名15.5%36.8歳
ITストラテジスト5,586名15.0%40.4歳
ITサービスマネージャ2,002名14.7%40.0歳

高度試験の中では、合格率がやや高めで平均年齢が最も若い区分です。技術一本で勝負できる分、マネジメント経験の蓄積を待たずに挑めるのが、この試験の特徴といえます。

難しさの正体は科目B(記述式)にある

多肢選択式の科目Aは、過去問演習で通せます。落ちる人が落ちるのは科目Bです。

科目Bで問われるのは、知識ではなく設計の意図を言葉にする力。「なぜこの構成にしたのか」「この障害が起きたとき何が起こるか」を、限られた字数で説明させられます。

  1. 長文の読解量。科目B-2は120分で1問。設問の前提となる構成図と要件を読み解くだけで時間が溶ける
  2. 記述の粒度。厚く書きすぎても薄すぎても点が伸びない。40字前後で要点を落とす訓練が要る
  3. 設計思想の言語化。現場で「動かしてきた」経験があっても、なぜそうしたかを説明できないと書けない

逆に言えば、設計・構築工程を担当している人ほど有利な試験です。運用・監視が中心の場合は、構成図を読む訓練から始める必要があります。

勉強時間の目安と学習の順番

必要な学習時間は、出発点で大きく変わります。IPAは学習時間の目安を公表していないため、以下は教材ベンダーと合格報告の公開情報から整理した目安です。

出発点別の学習時間の目安

出発点学習時間の目安期間の目安(週10時間)
応用情報合格済み・設計構築の実務あり150〜250時間4〜6か月
応用情報合格済み・運用保守が中心250〜400時間6〜10か月
情報処理試験が初めて400〜600時間10〜15か月

配分の原則はひとつです。科目Aは短期集中、科目Bは長期継続。科目A-2は直前2か月の過去問演習で仕上がりますが、科目Bの記述力は一夜漬けが効きません。

科目別の学習配分(合計250時間の場合)

科目配分時間やること
科目A-10〜20時間免除があれば0。無ければ過去問3年ぶん
科目A-240時間過去問5年ぶんを3周。再出題率が高い
科目B-190時間過去問を制限時間で解き、模範解答と字句を比較
科目B-2100時間年度ごとに1問を通しで。構成図の読み取りを鍛える

科目Bの学習で効くのは、解いた後に模範解答と自分の答案を1字ずつ比べる作業です。何を書き、何を書かなかったかの差分が、そのまま次の得点になります。

ネットワークの土台に不安が残る場合は、先にCCNAで設定と原理を固めてからネスペに入るほうが、結果的に早く届きます。

資格の投資対効果は、いま在籍している会社の商流位置で大きく変わります。同じ資格・同じ経験年数でも、SESとメーカー系・事業会社では評価のされ方が違うためです。市場の相場を先に把握しておくと、学習に使う時間の意味が変わります。

IT転職エージェントを目的別に比較して選ぶ

取得後の評価|求人票でネットワークスペシャリストはどう読まれるか

ネットワークスペシャリストは、求人票で歓迎要件に置かれることが多い資格です。必須要件に据える求人は多くありません。理由は単純で、保有者の母数が少ないためです。

では意味がないかというと逆です。歓迎要件だからこそ、保有していると書類選考で明確に浮きます

資格の読まれ方の違い

資格求人票での位置読まれ方
CCNA未経験可求人の必須要件になりうる応募資格そのもの
CCNP経験者求人の歓迎要件機器実装スキルの証明
ネットワークスペシャリスト歓迎要件・優遇設計・要件定義まで担える証明
情報処理安全確保支援士歓迎要件・手当対象セキュリティ領域の担保

ネスペが効くのは、運用・構築から設計・要件定義へ担当工程を移すときです。「設計をやったことはないが、設計の考え方は分かる」という主張に、国家資格という裏づけが付きます。

資格手当の対象になっている企業も少なくありません。SIerや通信キャリア、大手ユーザー企業の情報システム部門では、月額数千円から数万円の手当や一時金の対象として扱われます。

CCNP・支援士とどう使い分けるか

同じレベル帯の資格と迷ったら、目指す工程で選ぶのが分かりやすい基準です。

  1. ベンダー機器の実装で勝負するならCCNP。シスコ環境の構築案件で直接効く
  2. 設計・要件定義へ進むならネットワークスペシャリスト。ベンダー中立で、提案書の説得力になる
  3. セキュリティ設計へ寄せるなら情報処理安全確保支援士。ネスペと範囲が一部重なり、続けて取りやすい

実務としては、CCNPとネスペを両方持つ構成が最も潰しが利きます。ベンダー実装と中立設計の両輪が揃うためです。CCNP取得後の市場での扱いは、CCNPの転職先・年収・求人数の比較で整理しています。

CCNP・支援士とどう使い分けるか

  • 同じレベル帯の資格で迷ったら、目指す工程で選ぶのが分かりやすい基準です。
  • 実装ベンダー機器の実装で勝負するならCCNPシスコ環境の構築案件で直接効く。求人では経験者向けの歓迎要件として扱われる
  • 設計設計・要件定義へ進むならネットワークスペシャリストベンダー中立で提案書の説得力になる。歓迎要件・優遇や資格手当の対象になる
  • 防御セキュリティ設計へ寄せるなら情報処理安全確保支援士ネスペと範囲が一部重なり、続けて取りやすい

実務ではCCNPとネスペを両方持つ構成が、もっとも潰しが利きます。ベンダー実装と中立設計の両輪がそろうためです。

図:資格は目指す工程で選ぶ。ネスペが効くのは設計・要件定義へ移るとき

年収への効き方は「工程が変わったか」で決まる

資格そのものが年収を押し上げるわけではありません。押し上げるのは、資格をきっかけに担当工程が変わったときです。

経験年数別の年収レンジ(中央値帯・2026年時点の目安)

経験年数主な担当工程年収レンジ
0〜3年運用・監視・障害一次対応350〜450万円
4〜7年設計・構築・障害恒久対策500〜650万円
8〜12年リード・PM補佐・クラウド移行650〜850万円
13年以上アーキテクト・PM・部門長800〜1,100万円

合格者の平均年齢34.1歳は、この表の「4〜7年」から「8〜12年」への移行期に重なります。ネスペは、レンジの行を1つ上げるための道具として使われている、というのが数字から読み取れる実態です。

よくある質問

ネットワークスペシャリスト試験の合格率は何%ですか?

令和7年度は17.8%です(受験者11,948名・合格者2,126名/IPA公表)。令和6年度は15.4%でした。ただし応募者17,297名に対する割合で計算すると12.3%まで下がります。応募者の約31%が当日欠席しているためで、「仕上げて受験まで到達すること」自体が最初の関門になります。

令和8年度からCBT方式になると、何が変わりますか?

実施方式がペーパーからCBTへ、実施回数が年1回から年2回(前期・後期)へ変わります。科目の呼称も午前I・午前II・午後I・午後IIから科目A-1・A-2・B-1・B-2に変更されました。さらに科目Aと科目Bは実施期間が分かれ、前期は科目Aが2026年10月17日〜27日、科目Bが11月11日〜23日です。

受験手数料はいくらですか?

7,500円(消費税込み)です。情報処理技術者試験は消費税込みの金額で、情報処理安全確保支援士試験のみ非課税と定められています。前期・後期のどちらを受ける場合も同額です。

過去問は令和8年度以降も使えますか?

使えます。出題範囲と設問構造は引き継がれており、特に科目A-2(旧午前II)は過去問からの再出題が多く演習効率が高い科目です。ただし解答方法が画面入力に変わるため、記述式をキーボードで打つ練習は本番前に必ず入れてください。手書き前提で組んだ時間配分はそのままでは通用しません。

CCNAを持っていればネスペは取りやすいですか?

土台としては有効です。ルーティング・スイッチング・アドレッシングの理解は共通しており、CCNAで固めた基礎はそのまま活きます。ただしネスペの科目Bは記述式で、設計意図を文章で説明する力が問われます。CCNAの設定スキルだけでは届かないため、記述対策は別枠で必要です。

運用・監視の経験しかなくても合格できますか?

合格例はありますが、設計・構築の経験者より時間はかかります。目安で250〜400時間です。科目B-2は構成図と要件を読み解く設問が中心のため、まず既存システムの構成図を自分で描き起こす練習から始めると、読解速度が上がります。

まとめ

ネットワークスペシャリスト試験は、令和8年度から仕組みが変わりました。CBT方式・年2回・科目A-1からB-2までの4科目構成。受験機会が倍になり、失敗のコストが下がったのが最大の変化です。

一方で、試験そのものが易しくなったわけではありません。合格率17.8%、応募者ベースでは12.3%。300分のうち210分を占める記述式が、合否を決める場所であることも変わっていません。

そして取得後の価値は、資格そのものではなく担当工程を動かせたかどうかで決まります。設計・要件定義へ手を伸ばすための裏づけとして使えば、合格者の平均年齢34.1歳が示すとおり、年収レンジの行を1つ上げる現実的な道具になります。

ネスペやCCNPを持っていても、社内でその評価が反映されるとは限りません。ネットワーク・インフラの経験を、クラウドやSRE、事業会社の情報システム部門へどう持ち込めるかは、扱う求人の幅で変わります。IT・Web領域に特化したエージェントの支援内容を確認しておくと、次の一手が具体化します。

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免責事項

※本記事はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の公開情報を整理したものです。試験日程・受験手数料・科目構成は変更される場合があります。受験の可否や最新の実施要項は、IPAの公式発表を必ずご確認ください。年収レンジは公的統計をもとにした目安であり、企業・地域・案件により変動します。


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この記事を書いた人

Tanabeです。新卒でSIerに入り、ネットワークの設計から構築、運用保守、クラウド移行まで10年やってきました。その間に転職を3回、CCNPも取りました。

正直に言うと、資格を取っても年収はすぐには上がりませんでした。1回目の転職は失敗、2回目でようやく150万円上がり、3回目で今の事業会社に落ち着いた。動いてみて分かったのは、資格の有無より「現場で何を任されてきたか」で評価が決まる、ということです。

エージェントの言葉を鵜呑みにして、危うく後悔しかけた経験もあります。だからこそ、自分がやらかした失敗をそのまま書いて、同じ回り道をしなくて済むように残しています。転職を考え始めた人が、条件で損をしないための材料にしてもらえたら嬉しいです。

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