ネットワーク・インフラエンジニアとして会社員を続けながら、「そろそろフリーランスで独立すべきか」を検討している方へ。この記事では、エンジニアルーム(Engineer Room)の評判・口コミを、良い点と注意点の両面から中道で整理します。
エンジニアルームは首都圏での案件量と支払いの早さに強い一方、地方・副業・フルリモート希望には向かないという、はっきりした得意・不得意があります。数字の根拠と弱点を隠さずにお伝えするので、登録する前の判断材料にしてください。
公開されている案件数や支払いサイトといった条件は時期で変動します。本記事は2026年時点の公表情報をベースに整理している点も、あらかじめご了承ください。
この記事でわかること
- エンジニアルームの運営会社・案件数・利用者層などの基本情報(2026年時点)
- 実績約28年・常時1万件超・支払いサイト20日という強みの中身と前提
- マージン非公開・客先常駐中心・地方/副業/フルリモートが弱いという注意点
- レバテックフリーランス・PE-BANK・ITプロパートナーズとの使い分けと相見積もりの考え方
- NW・インフラ職が独立を判断するときの具体的なチェックポイント
本文の前に動きたい方へ。登録・案件紹介は無料、まず首都圏の想定単価を聞くだけでもOKです。
結論を先に書きます
エンジニアルームは、実務経験があり首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住で、客先常駐に抵抗のないエンジニアに向く案件紹介エージェントです。強みは首都圏の案件量と支払いサイトの早さ(末締め翌月20日払い)にあります。
一方で、マージン非公開・客先常駐中心・地方フルリモートや副業が弱い、という明確な弱点もあります。単体で使い切るより、レバテックフリーランス等との複数登録・相見積もりが現実解です。総合評価は5点満点で3.5前後、というのが中道で見たときの位置づけになります。
- 運営は株式会社シ・エム・シ。フリーエンジニア紹介の実績は約28年で、IT人材紹介の老舗にあたる
- 強みは常時1万件超の首都圏案件量と、末締め翌月20日払いという早い支払いサイト(業界平均30日より早い)
- 福利厚生は確定申告の無料サポート・登録交通費の往復支給(上限2,000円)など独立初期の負担を軽くする設計
- 弱点はマージン非公開・客先常駐中心・地方/副業/フルリモートが薄いこと。NW・インフラ職はこの傾向がさらに強い
首都圏で独立を考えているなら、まず想定単価とマージンを面談で確認する価値があります。登録・相談は無料です。
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エンジニアルームの基本情報(運営会社・案件数・利用者層)
エンジニアルーム(Engineer Room)は、株式会社シ・エム・シが運営する、フリーエンジニア向けの案件紹介エージェントです。まずは全体像を表で押さえます。
フリーエンジニア紹介の実績は約28年(平成8年=1996年から運営)で、案件探し・契約交渉・参画後のフォロー・次案件の継続提案までを一貫して支援する、常駐型・準委任契約中心のサービスです。利用者の中心は35〜55歳の経験者層で、首都圏の案件量に振り切った設計が最大の特徴になります。
| 項目 | 概要(2026年時点) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社シ・エム・シ |
| 紹介実績 | 約28年(平成8年/1996年〜) |
| 公開案件数 | 常時約10,000件超(月平均 約5,000件・首都圏最大級) |
| 案件エリア | 東京都内中心・神奈川・千葉・埼玉(首都圏に集中) |
| 支払いサイト | 末締め翌月20日払い(業界平均30日より早い) |
| 中間マージン | 非公開(面談時に確認推奨) |
| 福利厚生 | 確定申告の無料サポート/登録交通費の往復支給(上限2,000円)ほか |
| 契約形態 | 客先常駐が大半(一部リモート・段階移行型) |
| 対象職種 | Web系・業務アプリ・インフラ・データベース・PM・テスト等 |
| 利用者の中心層 | 35〜55歳の実務経験者 |
| 利用料金 | 無料(フリーランス側) |
経済産業省が発表したIT人材需給に関する報告では、ITエンジニア需要は2030年に向けて最大79万人不足する見通しが示されており、即戦力人材の市場価値が高止まりしています(出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」参照)。
エンジニアルームが首都圏の案件量で勝負できるのは、この構造的な人材不足が背景にあるからです。なお、ここに並べた数値は公表値・目安であり、実際の手取りはスキル・契約条件・マージンで大きく変わります。
エンジニアルームの強み(評判から見える良い点)4つ
ここからは、口コミや公表情報から見える強みを4点に絞って整理します。各章は独立した役割で、案件量・支払いの早さ・福利厚生・サポートの手厚さという別々の論点を扱います。
- 常時1万件超という首都圏トップクラスの案件量
- 末締め翌月20日払いという早い支払いサイト
- 確定申告サポート・交通費支給で独立初期の負担を軽くできる
- 専任コーディネーターによる現場フォローの手厚さ
強み1:常時1万件超という首都圏トップクラスの案件量
会社員エンジニアが独立で最も恐れるのは、選べる案件が少なく、希望に合わないものを受けざるを得ないことです。エンジニアルームが公表する常時1万件超・月平均約5,000件という案件量は、この不安への具体的な回答になります。
口コミでも「自分では見つけられない仕事機会が得られた」「希望に沿った複数案件があった」という声が見られます。案件量が多いことの実利は、おおむね次の3つに整理できます。
| 効果 | 内容 | 独立検討者への意味 |
|---|---|---|
| 選択肢の広さ | 同じスキルでも複数案件を比較できる | 単価・現場の当たり外れを避けやすい |
| マッチングの精度 | 希望条件に合う案件が見つかりやすい | 妥協参画を減らせる |
| 切り替えの速さ | 次案件の候補を早く出せる | 空白期間リスクを下げる |
案件母数が薄いエージェントだと「紹介されたものを受けるしかない」状況になりがちです。首都圏に振り切って母数を確保している点が、エンジニアルームの分かりやすい強みといえます。
強み2:末締め翌月20日払いという早い支払いサイト
フリーランスの資金繰りで効くのが支払いサイト(報酬が振り込まれるまでの期間)です。エンジニアルームは末締め翌月20日払いで、業界平均の30日(末締め翌月末払い)より約10日早いのが特徴です。
独立直後は手元資金が薄くなりがちで、入金が10日早いだけでもキャッシュフローの安心感が変わります。クレジットカードの引き落としや税金の納付タイミングと噛み合いやすく、会社員時代の「毎月決まった日に給与」という感覚に近い安定を作りやすいのが実利です。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」でも情報通信業の年収は他業界より高い水準にあり、高スキルのフリーランスが会社員平均を上回るのは現実的です(出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」参照)。収入が増えるほど、入金タイミングの安定は効いてきます。
強み3:確定申告サポート・交通費支給で独立初期の負担を軽くできる
会社員からフリーランスになる際、地味に負担が大きいのが確定申告などの事務処理です。会社員は年末調整で完結していた手続きを、独立後は自分で行う必要があります。
エンジニアルームは、この移行期の負担を次の福利厚生で軽くしています。
- 確定申告の無料サポート:独立1年目で不安が大きい税務処理を支援(事務負担と初期コストを軽減)
- 登録交通費の往復支給:登録・面談時の交通費を上限2,000円まで負担(最初の一歩のハードルを下げる)
派手な保障ではありませんが、独立初期の「分からない・面倒くさい」を減らす実用的な設計です。会社員からの移行段階では、こうした手続き面のフォローが心理的な後押しになります。なお福利厚生は内容・条件が随時変わる可能性があるため、利用前に最新の公式情報を確認してください。
強み4:専任コーディネーターによる現場フォローの手厚さ
利用者の中心が35〜55歳の経験者という構造のため、サポート体制も経験者の継続稼働を支える方向に最適化されています。口コミでも「登録面談が丁寧だった」「スタッフ対応に大変満足」という声が見られます。
専任コーディネーターが参画後も定期的に現場を訪問し、単価交渉・契約延長・次案件の提案までフォローする運用です。「登録して案件を出したら終わり」ではなく、伴走型で関わってくれるのが特徴といえます。
経験者が独立で嫌うのは、スキルを理解しない担当者に的外れな案件を大量に送られることです。NW・インフラ職なら、運用だけでなく設計・構築フェーズに入れる案件といった具体的な切り口で相談できると、ミスマッチが減ります。
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エンジニアルームのデメリット・注意点4つ(正直に整理)
エンジニアルームは万能ではありません。判断材料として、弱点を隠さず4点に整理します。いずれも「首都圏の案件量と常駐で経験者を支える」というポジションの裏返しでもあります。
- マージン率が非公開
- 客先常駐案件が中心でフルリモート比率が低め
- 副業・週1〜3日案件が少ない
- 首都圏中心で地方案件が極端に少ない
デメリット1:マージン率が非公開
中間マージン率は公開されていません。フリーランスエージェント業界では珍しくないものの、独立検討者としては「提示単価のうち、いくらが手取りになるか」が事前に分からないのは不安要素です。
業界全体のマージン相場は20〜30%程度とされ、エンジニアルームも明示はないため、ここは面談で確認するのが前提になります。一方、PE-BANK(8〜15%)のように、マージンを公開・低水準で訴求するエージェントも存在します。
対処はシンプルです。面談で「想定される客先単価」と「自分が受け取れる手取り」の両方を聞けば、実質マージンは逆算できます。マージン非公開のエージェントこそ、複数社で相見積もりを取る価値が高いわけです。
デメリット2:客先常駐案件が中心でフルリモート比率が低め
案件は客先常駐型が大半で、フルリモート案件の比率は他社より低めという情報が目立ちます。リモートは「一部はあるが、常駐後に段階的にテレワークへ移行する」ケースが中心という説明も見られます。
高単価のインフラ・NW案件は、セキュリティ要件・客先機器の都合上、常駐前提のものが多いという構造的な事情があります。フルリモート・地方在住で独立したい方は、リモート案件比率の高いエージェント(レバテックフリーランス等)との併用が前提になります。
デメリット3:副業・週1〜3日案件が少ない
「会社員を続けながら副業で1案件だけ持ちたい」「週1〜3日だけ稼働したい」という使い方には向きません。案件の大半が週5常駐前提のため、副業・低稼働の選択肢が薄いのが実態です。
会社員のまま副業から始めたい方は、副業・週1〜3日案件に強いサービス(ITプロパートナーズ等)を別途検討する必要があります。エンジニアルームは「会社員を辞めて本格独立する」フェーズのエージェントだと割り切るのが正確な見方です。
デメリット4:首都圏中心で地方案件が極端に少ない
公開案件は東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏に集中しており、地方案件は極端に少ないのが実態です。「地方在住だと紹介できる案件がほとんどなかった」という趣旨の口コミもあります。
地方在住で地元の案件を探したい方には、案件母数の薄さが致命的になります。上京を前提にできる方、またはフルリモートに振り切れる方なら問題ありませんが、地元に残りたい場合は地方・リモートに強い別エージェントとの併用が必要です。あわせて、35〜55歳が利用者の中心という構造上、シニア層は応募しても審査通過が難しいという声もあり、年齢が上がるほど併用前提で考えるのが現実的です。
エンジニアルーム vs 他社フリーランスエージェント比較(経験者・NWエンジニア向け)
エンジニアルームを単独で評価するのではなく、主要な他社3社との比較で位置づけを整理します。NW・インフラ職が独立先を選ぶときに効く軸でまとめました。
| 比較軸 | エンジニアルーム | レバテックフリーランス | ITプロパートナーズ | PE-BANK |
|---|---|---|---|---|
| 運営 | シ・エム・シ(約28年) | レバテック | Hajimari | PE-BANK |
| 公開案件数 | 常時1万件超(首都圏) | 約12万件超 | 数千件規模 | 数千〜万件規模 |
| 支払いサイト | 末締め翌月20日払い(早い) | 月末締め翌月15日払い(早い) | 月末締め翌月末払い | 案件・契約による |
| マージン | 非公開 | 非公開(10〜15%程度と推測) | 非公開 | 8〜15%(公開・低水準) |
| 副業・週1〜3日 | 少ない(週5常駐中心) | 一部あり | 週1〜3日案件に強い | 案件による |
| リモート比率 | 低め(常駐中心) | 比較的高い | リモート案件が多い | 案件による |
| 地方対応 | 首都圏特化 | 地方・リモートで広い | リモートで広い | 全国に組合拠点 |
| NW職向け評価 | 首都圏常駐インフラに強い | 案件母数で選択肢が広い | 副業・スタートアップ案件向き | 長期・低マージンで安定志向 |
比較から見える使い分けは、おおむね次のように整理できます。
- 首都圏在住・客先常駐OK・案件量を重視:エンジニアルームを主力候補に(案件量と支払いの早さ)
- NW/インフラ職で案件の選択肢を広げたい:エンジニアルーム+レバテックフリーランスの複数登録
- 会社員のまま副業・週1〜3日で始めたい:ITプロパートナーズ等の低稼働に強いエージェントを軸に
- 手取りを1円でも最大化したい:PE-BANK等の低マージン公開エージェントと相見積もり
マージン非公開だからこそ、低マージンを公開している他社と並べて相見積もりを取るのが、手取りを守る一番確実な方法です。NW・インフラ職は案件の質と単価が現場で大きく変わるため、最初から複数登録を前提にするのが合理的といえます。
エージェント比較の全体像はNWエンジニア向けIT転職エージェント比較でも整理しています。会社員のまま転職で年収を上げたい段階なら、フリーランスより転職エージェントを使う判断が現実的です。
エンジニアルームが向いている人・向かない人
ここまでの整理を踏まえ、向いている人・向かない人を両方明示します。自分のニーズと照合して、登録するかどうかを判断してください。
向いている人
- 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の方:案件がこのエリアに集中している
- 豊富な案件から比較して選びたい方:常時1万件超・月平均約5,000件の案件量
- 客先常駐型のインフラ・NW案件に抵抗がない方:高単価のインフラ案件は常駐が中心
- 入金の早さ・キャッシュフローの安定を重視する方:末締め翌月20日払いで業界平均より早い
- 独立1年目で事務処理が不安な方:確定申告の無料サポート・交通費支給で移行を補える
- 35〜55歳の実務経験者:利用者の中心層で、経験者向けに最適化されている
向かない人(別の選択肢を検討)
- 地方在住で地元案件を探したい方:首都圏中心で地方案件が極端に少ない
- 会社員のまま副業で1案件だけ持ちたい方:週5常駐中心で副業案件が少ない
- 週1〜3日の低稼働で働きたい方:低稼働案件の母数が薄い
- フルリモートに振り切りたい方:客先常駐中心でリモート比率が低め
- 手取りを1円でも最大化したい方:マージン非公開のため、低マージン公開エージェントとの比較が必須
- 未経験〜実務経験が浅い方・シニア層:経験者中心の設計で、審査通過が難しいケースがある
向かない人に該当する場合は、レバテックフリーランス・ITプロパートナーズ・PE-BANKなど他社との併用・比較を検討してください。「向かない人」はサービスの構造的な制約から導いたもので、否定しているわけではありません。前提を踏まえて自分の条件と照合すれば、判断は自然にできます。
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エンジニアルームを最大活用する4つのポイント
登録したあとに手取りと案件の質を最大化するための実践ポイントを4つ整理します。マージン非公開・常駐中心という特性を踏まえた、具体的な動き方です。
- 面談で「客先単価」と「自分の手取り」を必ず両方聞く
- NW/インフラ志望は希望条件を「設計・構築フェーズ」まで具体化する
- 必ず複数エージェントに登録して相見積もりを取る
- 独立前に「半年分の生活防衛資金」を準備してから動く
ポイント1:客先単価と自分の手取りを両方聞く
マージンが非公開だからこそ、面談で「想定される客先単価」と「自分が受け取れる報酬(手取り)」の両方を率直に質問してください。この2つが分かれば実質マージンは逆算できます。聞かずに契約するのが一番危険です。
ポイント2:希望条件を「設計・構築フェーズ」まで具体化する
NW・インフラ職は「運用監視だけ」と「設計・構築まで含む」で単価が大きく変わります。「設計・構築フェーズに入れる案件を希望」「Cisco系ネットワーク機器の構築経験あり」のように具体的に伝えると、提示される単価帯が上がります。曖昧に「インフラ系」とだけ伝えると、単価の低い運用監視案件が中心になりがちです。
ポイント3:複数エージェントで相見積もりを取る
マージン非公開なので、レバテックフリーランス・PE-BANK等のマージンや案件傾向が異なるエージェントにも同時登録し、同じスキルセットでどの単価・手取りが提示されるかを比較してください。複数社の提示を並べれば、エンジニアルームの提示が妥当か判断でき、単価交渉の材料にもなります。
ポイント4:半年分の生活防衛資金を準備してから動く
案件量が多いとはいえ、独立直後は収入が不安定になりがちです。支払いサイトの早さ(翌月20日払い)は資金繰りを補助しますが、それでも最低半年分の生活費は手元に確保してから独立に踏み切るのが安全です。会社員のうちに登録・面談だけ済ませ、案件の相場感をつかんでおくのも有効な準備になります。
会社員NWエンジニアが独立を判断する3つのチェックポイント
「そもそも独立すべきか」を迷っている方向けに、判断のための3つのチェックポイントを整理します。3つすべてに「Yes」と言えるかが、ひとつの目安になります。
- 自分のスキルが「設計・構築」まで届いているか
- 客先常駐に抵抗がないか
- 保障がなくなるリスクを受け入れられるか
チェック1:スキルが「設計・構築」まで届いているか
フリーランスの高単価案件は、運用監視だけでなく設計・構築まで任せられる人材を求めます。運用保守の経験しかない段階で独立すると、単価が伸び悩みます。運用だけの段階なら、まず転職で構築経験を積むほうが先です。
チェック2:客先常駐に抵抗がないか
エンジニアルームの高単価インフラ・NW案件は客先常駐が中心です。「結局また客先に常駐するなら、フリーランスになる意味は単価アップだけ」という割り切りができるかが分かれ目になります。フルリモートで自由に働きたいなら、リモート案件が増えるまで会社員を続ける判断もありです。
チェック3:保障がなくなるリスクを受け入れられるか
会社員の健康保険・労災・有給・退職金がなくなる代わりに、単価が上がります。確定申告サポート・支払いサイトの早さは独立初期の負担を部分的に補いますが、完全に会社員と同等にはなりません。家族構成・住宅ローン・貯蓄状況を踏まえて、このリスクを受け入れられるかを冷静に判断してください。
3つすべてに「Yes」なら、エンジニアルームで独立に踏み出す価値は十分にあります。1つでも「No」があるなら、まずは転職で経験と年収を積み、独立は会社員のうちに登録・面談だけ済ませて準備するのが現実解です。経済産業省の調査が示すとおり即戦力ITエンジニアの市場価値は当面高止まりが見込まれるため、焦って動く必要はありません。
よくある質問
エンジニアルームについて、独立検討者から頻出する質問を整理します。
Q1:エンジニアルームの実績28年というのは本当ですか?
運営する株式会社シ・エム・シは、平成8年(1996年)からフリーエンジニア向けの案件紹介を続けており、約28〜30年の実績があります。IT人材紹介の老舗にあたり、案件量と首都圏でのネットワークの厚さがこの実績の裏付けになっています。ただし実績年数と自分に合うかは別問題なので、案件内容・単価・契約条件は面談時に必ず確認してください。
Q2:マージンが非公開ですが大丈夫ですか?
フリーランスエージェント業界ではマージン非公開は珍しくありません(業界相場は20〜30%程度とされます)。不安を解消するには、面談で「想定される客先単価」と「自分が受け取れる手取り」の両方を質問してください。この2つが分かれば実質マージンは逆算できます。マージン非公開だからこそ、PE-BANKなど低マージンを公開している他社と相見積もりを取る価値が高いです。
Q3:支払いサイトはどのくらいですか?
末締め翌月20日払いです。業界平均の30日(末締め翌月末払い)より約10日早く、独立直後のキャッシュフローが安定しやすいのが利点です。手元資金が薄くなりがちな移行期には、入金が早いことが実利になります。
Q4:ネットワーク・インフラエンジニアでも高単価案件はありますか?
あります。ただし運用監視だけの案件は単価が伸びにくく、設計・構築フェーズまで任される案件で単価が上がります。登録・面談時に「設計・構築フェーズに入れる案件を希望」「Cisco系ネットワーク機器の構築経験あり」のように具体的に伝えることが重要です。なお高単価のインフラ・NW案件は客先常駐が中心で、フルリモートは少なめです。
Q5:副業や週1〜3日の稼働でも使えますか?
案件の大半が週5日常駐前提のため、副業・週1〜3日の低稼働には向きません。会社員を続けながら副業でフリーランス案件を持ちたい方は、ITプロパートナーズなど副業・低稼働案件に強い別サービスを検討してください。エンジニアルームは「会社員を辞めて本格独立する」フェーズのエージェントだと割り切るのが正確です。
Q6:地方在住・シニア層でも利用できますか?
公開案件は東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏に集中しており、地方案件は極端に少ないのが実態です。上京を前提にできる方やフルリモートに振り切れる方なら問題ありませんが、地元に残りたい場合はリモート案件比率の高い別エージェントとの併用が必須です。利用者の中心は35〜55歳で、シニア層は審査通過が難しいケースもあるため、年齢が上がるほど複数登録を前提にするのが現実的です。
Q7:エンジニアルームとレバテックフリーランスはどちらがいいですか?
役割が異なります。エンジニアルームは首都圏の案件量・支払いサイトの早さ・確定申告サポートが強みで、首都圏での常駐型独立に向きます。レバテックフリーランスは案件母数(約12万件超)が圧倒的で、選択肢の広さ・リモート案件比率・地方対応で勝ります。NW/インフラ職は両方に登録して、同じスキルでどちらが良い単価・案件を提示するか比較するのが現実解です。マージンがどちらも非公開なので、相見積もりの価値が特に高いです。
Q8:登録から案件参画までどのくらいかかりますか?
スキルセット・希望条件・タイミングによって変わりますが、案件量が多いため首都圏在住・常駐可の方は比較的早く参画候補が見つかりやすい傾向です。登録自体は短時間で完了し、その後オンライン面談で希望条件をすり合わせます。急ぐ場合は面談時に「参画希望時期」を明確に伝えてください。
まとめ:エンジニアルームの評価を最後に整理する
エンジニアルームの評価を、強み・弱点・使い分けの観点から最後に整理します。
- エンジニアルームはシ・エム・シ運営の実績約28年・首都圏特化のフリーランス案件紹介エージェント
- 強みは常時1万件超の案件量と、末締め翌月20日払いという早い支払いサイト
- 福利厚生は確定申告の無料サポート・登録交通費支給で独立初期の負担を軽くできる
- 弱点はマージン非公開・客先常駐中心・副業/地方/フルリモートが弱いこと
- 向いている人は首都圏在住・客先常駐OK・案件量と入金の早さを重視する方
- 向かない人は地方/副業狙い/フルリモート希望・シニア層の方
- マージン非公開だからこそ、低マージン公開の他社と相見積もりを取るのが鉄則
- NW/インフラ志望はレバテックフリーランス等との複数登録で案件の選択肢を広げるのが現実解
会社員NWエンジニアとして年収の頭打ちを感じている方にとって、エンジニアルームは首都圏での「本格独立の候補」として検討する価値があります。登録・案件紹介・相談は無料なので、まずは想定単価と手取りを面談で聞き、独立後の収入をシミュレーションしてみるところから始めるのが近道です(実際の単価・手取りには個人差があります)。
首都圏での本格独立なら登録価値があります。想定単価・手取りを面談で確認し、独立後の収入をシミュレーションしてみてください。
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免責事項
※本記事は転職・求人サービスの公開情報と利用者の声をもとにした整理です。最終的なサービス選択・契約判断は各公式サイトの最新情報および経済産業省・厚生労働省等の公的情報をご確認のうえご判断ください。契約条件・税務・社会保険に関わる重要な判断は、必要に応じて税理士・社会保険労務士など有資格者へご相談ください。収入・単価の数値は公表値・目安であり、実際の結果には個人差があります。
